~ Happy Day-Home ~
目指したのは、家庭のような保育園
”一日の生活を居心地よく過ごせるような環境のもとで育つ”ことを大切に考えています。
時間的配分から空間的配分へ
これまで時間で区切っていた生活を、部屋という空間を用途別に分けることで、子ども達は自らに好きな遊びを選び、大きなこと小さな子が異年齢で関わりながら長い時間を過ごすことができ、そして集中して遊ぶことができます。
「一日の生活がゆったりと流れるような保育」は、子ども達が安心感をもって過ごすことのできる空間となります。
子どもの様々な可能性を環境によって引き出す保育園でありたい。
そのために子どもが自分で教具・教材を自由に選べる環境とし、子ども自身がやってみたいと思える魅力のある遊びを用意しています。保育の基礎的な考え方としてモンテッソーリ教育を志向しています。
モンテッソーリ教育は19世紀末のイタリアの医師マリア・モンテッソーリが開発した教具(教材)を用いた教育方法です。子ども達の自由な活動が重要視され、子どもは自分で教具を選んで活動し、繰り返し何度も練習することにより身体的にも心理的にも成長発達が促され、主体性が育ち、自立へと向かっていくようになります。
子どもは誕生した時すでに多様な可能性を内に秘めています。その可能性は環境との関りによって引き出され、子どものものとなり、生きる力となっていきます。その時必要なことは、成長の過程における月齢、年齢に特有の敏感性が子どもにあることを知ることです。その敏感性に対応した環境を整えることが大人(保育者)の大きな責任です。子どもは、自分自身が必要とする教具を環境から選択し、それを使って活動し、成長していきます。モンテッソーリ教育(保育)は基本的にはこうしたマリア・モンテッソーリの考え方に基づいています。
保育の分野 ●日常生活の練習 ●感覚 ●言語 ●数 ●文化
生命は食事によって創られます。食事は人間に生きる力を与えます。保育園での食事は家庭と共にその一端を担っており、そのために食材の選定、食具の選定、環境にこだわっています。そして次のことを心にとめながら子どもたちに食事の提供をしております。
日々の喜びとしての食事、
美意識から見た食事、
人としての幸せを象徴する食事、
食物等についての価値観を深める食事、
子ども達にとって、ランチタイムが何よりの楽しみとなるように配慮しながら食事の文化を確かなものにすることを大切にしています。
家庭の中で、おおきな子も小さな子もみんな仲良く。
家庭では年齢に関係なく兄弟姉妹で遊びます。それは保育園においても同様であると考えています。きょうだいでもきょうだいでなくても、年齢が同じでも違っても、同じ空間で過ごします。そこでは小さな子は大きな子にやさしくしてもらい、小さな子はおにいさん、おねえさんにあこがれ、様々なものを学びます。おにいさん、おねえさんは、小さな子とふれあい過ごすことで、小さな子の面倒をみることに喜び感じ、教えることを通して自分もまたさらに学びなおすことが出来ます。
年齢という枠で子どもを分けるのではなく、空間を共に過ごしお互いに成長出来ることを大切にしています。
いってきます。いってらっしゃい。 ただいま。おかえりなさい。
お互いを想ってあいさつできるエントランス。子どもたちの絵や作品で飾られた玄関は、温かみや季節を感じることができる空間です。(写真はひのはら保育園の玄関です)
~ Happy Day-Home ~
子ども達がゆったり過ごせる環境。
子どもが落ち着いて過ごせる、昼間のお家のような場所でありたいと思っています。
食事は、一日の流れの中心。
ゆったりと食事を楽しめる環境を大切にしています。
年齢の違う子どもたちが会話をしながらランチを楽しむことができます。
自由に自分で活動を選び、自分自身を成長させる。
尽きることのない遊びの種類。自分で選ぶあそびは興味を次々に呼び起こします。 子どもが自分の意志で自由に選ぶことを大切にしています。(写真はモンテッソーリ教具の移動五十音です)
なごやかな空間
子どもや、パパ、ママが会話できる空間があります。一息つきながらゆっくり会話ができる場所でありたいと思っています。